シミよりも厄介な老化現象

老化現象で代表的なものはシミシワたるみなどがあります。

シミは、肌表面にあるメラニン色素を外に排出することができれば意外にも簡単に綺麗にすることができます!

しかし、シワやたるみは肌の奥深くがゆっくりと時間をかけて劣化した結果現れるものです。

一度現れると改善が難しかったり、時間がかかったりと大変なので予防が大切です!

ネットには、「たるみやほうれい線に効くマッサージ」などの情報が流れていますがコレらは全て逆効果です⚠️

絶対にやらないでください。

私はよく、シワは折り紙、たるみはビニール袋に例えてご説明しています。

乾燥による小ジワであれば、お肌へ潤いを与えることで改善できるかもしれませんが、深く刻まれてしまったシワに関しては、折り紙と同じで一度刻まれた線を治すのは難しいです。

🟢折り紙?

たるみに関しては、詰め放題の袋のように一度伸ばされてしまったら自然と元に戻ることはありません。

🟢ビニール袋?

そしてシワ、たるみは紫外線による光老化によって更に加速します。

長年トラック運転手をしていた方は、よく日差しが当たる方だけシワやたるみが顕著に現れています👇

紫外線というのは生命維持に必要な反面、老化現象を引き起こすという付き合い方が難しいものです。

シワができるメカニズム

皮膚の真皮層は、肌の弾力と深い関わりがある層です。

皮膚の構造についてはこちらの記事で解説しています👇

天然の美肌成分(コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン)がぎゅっと詰まっているとハリや弾力のあるぷりっとしたお肌を保つことができます。この状態であれば表情を作った時にできるシワも弾力で跳ね返すことができるので刻まれることはありません。

真皮ではオートファジーというに劣化した美肌成分を新しく生まれ変わらせる機能がありますが、オートファジーは加齢や紫外線の影響で年齢とともに機能が低下していきます。

すると、新たな美肌成分を生み出す力が弱くなり、肌内部がスカスカになってしまうので継続的に同じ場所にシワができることで、真顔でもシワが刻まれている状態になってしまいます。

たるみができるメカニズム

たるみができる原因は、どうしようもないことに重力なのです。

長年、上からかかる圧によって皮膚が下へ下へと引っ張られているので、それが何十年も続けばたるんでいくのは当然です。

だからこそ、フェイスマッサージなど余計なことをしないのが一番なのです。

その他の要因としては、筋肉の衰え、脂肪の増減、JED(表皮真皮結合部)の平坦化などがあげられます。

少しでも「シワやたるみに抗うためにできること」をご紹介していきます!

対策Lv.1

・紫外線対策

・必要時以外、肌を触らない(摩擦を与えない)

日常生活の中に取り入れられる内容ですね✨

対策Lv.2

・使用するスキンケアの成分を意識する

・導入器を使って、美肌成分を補充する

美肌再生にはNADやCPL(詳しくはこちら)の数を増やすことが大切です。美肌再生の代名詞、レチノールもオススメです!

また、スキンケアでは浸透させることが難しいヒアルロン酸などの美肌成分をサロンの導入器を使って奥深くに補充してあげると、シワ・たるみ予防や改善に繋がります。同時に筋肉の引き締め効果も得られます✨クリニックとは違い、痛みゼロで施術を受けていただけます💕

しかし、機械選びが重要なので導入器であればなんでもいいというわけではありません⚠️

(当店でも今後採用予定ですのでお楽しみに!)

対策Lv.3

・美容クリニックでシワやたるみ予防の

治療を受ける

注入系や針を使う治療に抵抗がない方にオススメです。シワにはボトックスやヒアルロン酸。たるみ予防にはショッピングリフト、既にたるんでしまった肌には糸リフトやHIFU、ヒアルロン酸などがオススメです。それぞれ違った痛みやダウンタイムがありますので、自分の好みにあった治療を見つけてください!肌カウンセリングでご相談をしていただければそれぞれのメリット、デメリットや麻酔の種類などのお話をさせていただきます✨

私は、年に1回のペースで美容クリニックでたるみ治療を受けてそれ以外はサロントリートメントで肌管理をしています!

痛み、予算などご自身に合ったものを無理なく続けることが一番の美容策です😊

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